(Photo:矢野紀行)
絶対に自分では思いつかないようなステキな家を設計していただき、毎回の打ち合わせがとても楽しみでした。予算などの都合から当初とは全然違う家になりましたが、その過程も含め、家作りを楽しめたと思います。工事が始まってからは、デザイン性を重視するか機能性を重視するか、この素材を作ったらどうなるか等のメリット・デメリットなど、とても詳しく教えて頂き安心してお任せできました。
住む前に1番心配だったのが室温だったのですが、夏は前の扉を開けると風が通るので涼しいですし、冬は見た目よりも狭い部屋だからか、すぐに暖房がきいてくれて、快適に過ごせます。子供たちは雨の日でも家の中をかけ回っていてとても楽しそうですし、キッチンからそんな様子を見ていられるのもうれしいです。大階段は主に、通路やベンチやディスプレイスペースになっていますが、時々勉強机になっていたり、子供が器用にもお昼寝していることもあって、まだまだ色んな可能性がありそうです。
人は大きさについて、経験などにより標準的な感覚を身に付けていると思います。玄関とはこのような大きさだとか、子供室は、寝室は、等々です。また、計画上の標準的な大きさというものもあります。しかしそういった、標準的だと考えられるスケール感を一旦どこかに忘れてしまって考えていくというのも、新たな発見が出てきます。玄関の標準的な大きさを超えていくと、土間と呼ばれるようなものになって違った使い方や視覚的な効果が出てくると思います。反対に小さくなっていくとどうなるか、などいろいろ想像してしまいます。階段が大きくなると、どうなるだろうか。多分使い方は標準的な階段の用途だけにはとどまらないだろうと思います。実際に出来上がらないと、どうやって日々この大きな階段と向かい合うのか判らないだろうけど、今の計画段階ではベンチみたいに座ったりだとか、ちょっと端の方になにか飾ってみたりだとかは想像できます。しかし、この階段に限らず計画時点で想像している以上の展開を期待しながら計画しています。
お客様がはじめて弊社のイベントに来られたのは2004年9月のことでした。その後、2009年1月にスタジオへ足を運んでいただき、ご入会頂きました。土地購入時からスタジオに相談して頂き、土地購入へと至りました。建築家を決められるのに、奥様と奥様のお母様とで日帰りで大阪まで出向き、藤原・室建築設計事務所にお願いすることになりました。若いご主人、奥様と藤原・室、両建築家との感性ばっちり合って、計画は順調に進められました。玄関を入ると、圧倒される大きな階段があり、それを囲むように各部屋がスキップ状に繋がっており、3人のお子様が遊べる楽しい空間になりました。そして、一見閉鎖的な外観ですが、階段の下部と上部のそれぞれに開口部を設けることによって、風の通りの良い明るい空間となりました。
主体構造:木造基礎:ベタ基礎
地上2階敷地面積:198.43m²(60.1坪)建築面積:59.21m²(17.94坪)延床面積:114.28m²(34.6坪)
カラーガルバリウム鋼板 立て平葺
防火サイディング+ AEP塗装
床:カバ無垢フローリング+バトン塗装壁:AEP塗装天井:AEP塗装
床:ラワン合板壁:AEP塗装天井:AEP塗装
キッチン:造作衛生機器:LIXIL
プレゼン・設計・工事においての感想
絶対に自分では思いつかないようなステキな家を設計していただき、毎回の打ち合わせがとても楽しみでした。
予算などの都合から当初とは全然違う家になりましたが、その過程も含め、家作りを楽しめたと思います。工事が始まってからは、デザイン性を重視するか機能性を重視するか、この素材を作ったらどうなるか等のメリット・デメリットなど、とても詳しく教えて頂き安心してお任せできました。
実際に生活してみての感想
住む前に1番心配だったのが室温だったのですが、夏は前の扉を開けると風が通るので涼しいですし、冬は見た目よりも狭い部屋だからか、すぐに暖房がきいてくれて、快適に過ごせます。
子供たちは雨の日でも家の中をかけ回っていてとても楽しそうですし、キッチンからそんな様子を見ていられるのもうれしいです。大階段は主に、通路やベンチやディスプレイスペースになっていますが、時々勉強机になっていたり、子供が器用にもお昼寝していることもあって、まだまだ色んな可能性がありそうです。
コンセプト
人は大きさについて、経験などにより標準的な感覚を身に付けていると思います。
玄関とはこのような大きさだとか、子供室は、寝室は、等々です。
また、計画上の標準的な大きさというものもあります。
しかしそういった、標準的だと考えられるスケール感を一旦どこかに忘れてしまって考えていくというのも、新たな発見が出てきます。
玄関の標準的な大きさを超えていくと、土間と呼ばれるようなものになって違った使い方や視覚的な効果が出てくると思います。
反対に小さくなっていくとどうなるか、などいろいろ想像してしまいます。
階段が大きくなると、どうなるだろうか。
多分使い方は標準的な階段の用途だけにはとどまらないだろうと思います。
実際に出来上がらないと、どうやって日々この大きな階段と向かい合うのか判らないだろうけど、今の計画段階ではベンチみたいに座ったりだとか、ちょっと端の方になにか飾ってみたりだとかは想像できます。
しかし、この階段に限らず計画時点で想像している以上の展開を期待しながら計画しています。
ASJ金沢スタジオより
お客様がはじめて弊社のイベントに来られたのは2004年9月のことでした。
その後、2009年1月にスタジオへ足を運んでいただき、ご入会頂きました。
土地購入時からスタジオに相談して頂き、土地購入へと至りました。
建築家を決められるのに、奥様と奥様のお母様とで日帰りで大阪まで出向き、藤原・室建築設計事務所にお願いすることになりました。
若いご主人、奥様と藤原・室、両建築家との感性ばっちり合って、計画は順調に進められました。
玄関を入ると、圧倒される大きな階段があり、それを囲むように各部屋がスキップ状に繋がっており、3人のお子様が遊べる楽しい空間になりました。
そして、一見閉鎖的な外観ですが、階段の下部と上部のそれぞれに開口部を設けることによって、風の通りの良い明るい空間となりました。