株式会社明翫組

工事実績│一般住宅

(Photo:矢野紀行)

TN-HOUSE

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工事場所
石川県河北郡
竣工年月日
2011.06
設計
澤村昌彦建築設計事務所
photo
細矢仁

プレゼン・設計・工事においての感想

デザインと機能性を兼ね備えた作品に惹かれ、京都在住の澤村さんに設計をお願いしました。
唯一の不安は北陸の気候にあった建物になるかという点でしたが、地元の明翫組とのコラボで、私どもの要望をほぼ全て叶えた、完成度、満足度の高い仕上がりとなりました。

実際に生活してみての感想

外からの視線を気にすることなく開放的な作りになっているため、のびのびと過ごすことができます。
以前の家より広くなりましたが、プライバシーを確保しつつ家族の気配がわかる間取りになっているのも、気に入っています。
また、予算の関係で床暖房を諦めましたが、冷暖房効率はすこぶる良く、初めての冬も大変暖かく快適に過ごすことができました。

コンセプト

敷地は、広大な田園地帯の一角に位置し、田んぼの中の一軒家といった佇まい。
そのような恵まれた環境の中、敷地の広さを生かし二つの中庭を取り囲んだコートハウスとしました。
冬場の厳しい風に対し、建物を取り囲むコンクリートの壁がしっかりと守ってくれます。
また、外壁には耐久性のあるチタン亜鉛合金を張り、耐久性とともにシャープなデザインを目指しました。
ゆとりのあるプラン、そしてゆったりとしたリビングから田園風景を眺めながらスローライフを楽しむ住宅です。

ASJ金沢スタジオより

元々、農地だった建設地を造成する段階から、家づくりにご協力させて頂きました。
プランニング・実施設計では、澤村氏と意気投合され、高い意識を保ちながら順調に進行する事ができました。
工事着手後も、現場打合せを重ね、こうしたほうが良いのでは、ああしたほうが良いのではないかと、本当に細かい部分まで、施主様と建築家と施工の3者で、“質”を高めて行く事ができました。
センスの良いご夫婦のご発案部分も、随所に光っております。
家づくりにおいて、施主様のセンスも仕上がりに影響する大切な部分だと、再認識致しました。

構造

主体構造:RC造+木造
基礎:RC造+柱状地盤改良

規模

地上2階
敷地面積:823.45m²(249.5坪)
建築面積:302.35m²(91.6坪)
延床面積:355.72m²(107.8坪)

屋根

カラーガルバリウム鋼板 立て平葺

外壁

チタン亜鉛合金貼り
カラ―ガルバニウム鋼板目地無スパンドレル

リビングダイニング

床:イペ無垢フローリング+オイル仕上げ
壁:AEP塗装
天井:AEP塗装

寝室・子供室

床:イペ無垢フローリング+オイル仕上げ
壁:AEP塗装
天井:AEP塗装

住設機器

キッチン:モーリショップ
衛生機器:LIXIL 洗面|造作

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