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施工実績|建築

透庭の家

[一般住宅]

透庭の家
プレゼン・設計・工事においての感想

約1年ものプランニングの中で、土地取得、ローン、設計等、細かな面まで親身になってお手伝いして下さり、満足のいく家造りが出来ました。

コンセプト

石川県小松市。JR北陸本線の線路に面した敷地に建つ住宅です。
格子戸を開け、土間から透庭(とおりにわ)に抜けると、LDK一体の吹抜空間が「ハレ」の場として、筒状に広がり、2層の和室から奥の庭へと視線が抜けていきます。
両袖の壁面内部は、「ケ」の場として、階段、個室、書斎、水廻り、収納、戸袋といった日常的な場がすべて納まっています。2つある階段によって空間に回遊性が生まれ、「ハレ」の場では、様々な情景が繰り広げられる・・・そんな豊かな「家族の舞台」を持った住宅です。
2つの庭に面した大開口、吹抜上部を帯状に走るトップライト、階段室に上部から光の注ぐ丸い天窓・・・線路と道路に挟まれた敷地条件の中で、光と風にたくさんこだわった住宅といえます。

株式会社明翫組より

何と言っても施主様と建築家との出会いです。
『雑誌に掲載の建築家がイベントのチラシに載っている』夫婦はさっそくイベントへ・・・。1年以上かけて100件近くの土地の物件を調べ、かの地へ決めました。
建築家に購入敷地を視てもらい、早々設計へ。
この時点から建築家の頭の中には、近接するJRと交通量の多い駅前通り、近くのホテル、隣地の将来像とお向かいさんの庭、遠くに見える白山などがインプットされ、デメリットさえメリットに変える様な設計作業が進み、打合せのたびに施主様にご了承をいただきました。
施工の方は石川県の方言で「わけにいかんわ」の連発ですが、きびしい設計管理をパスしつつ正味6ヶ月を費やしお引渡しをいたしました。
施主様には「どなたでも家を見に来てください」とおっしゃって頂いております。
柏木ワールドへ是非皆様も。

透庭の家 透庭の家
工事場所
石川県小松市
竣工年月日
2006.04
設計
カシワギ・スイ・アソシエイツ
photo
上田宏
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構造
主体構造:木造
基礎:ベタ基礎
規模
地上2階
敷地面積:146.07m2(44.26坪)
建築面積:76.05m2(23.01坪)
延床面積:130.86m2(39.59坪)
屋根
シート防水
外壁
軽量モルタルの上リシン吹きつけ
リビングダイニング
床:レッドパイン無垢フローリング
壁:塗装クロス 一部 シナ合板
天井:ビニールクロス
住設機器
キッチン:TOTO
衛生機器:TOTO